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新現代麻雀技術論

麻雀の真理を解明する試み…のつもり

牌理原則(全体牌理を考えるうえで)

・手牌の価値の指標は、速度、攻撃力、守備力の三つで事足りる
一貫性や柔軟性という概念が用いられることもあるが、これらも結局は上の三つのいずれかに該当する。定義がまちまちで誤った評価を下す原因にもなるのでここでは用いない
・三つのうち速度についてまず先に考える
麻雀は罰符を除けば和了によってしか加点できず、一番早く和了に辿り着いた打ち手にしか加点されない。よって和了を目指すうえで速度は常時考慮することになる
・速度は守備力を兼ねる
和了すれば失点することはない。速度が十分にある手なら、速度、攻撃力に差が無い場合に初めて守備力を考慮するくらいでよい。
・有効牌の定義と概要
有効牌とは、その牌を引くと手牌の価値が上がり、他の牌が切られるような牌のことである。有効牌には、1シャンテン数を下げる牌
2 1を増やす牌や、打点が上昇する1を作る牌
3 2を増やす牌や、守備力を上げる牌
の三つに分けられる、1を受け入れ、2、3を変化という。また、それぞれ一次有効牌、二次有効牌、三次有効牌とも呼ぶ。有効牌としての価値は基本的に1>2>3と考える
例:ペンチャン12mがある場合、1に相当するのは3m、2に相当するのは1mと2m、3に相当するのが4m(4mを引いて外カンチャンになると2に相当する牌が2456mに増える)である
・速度を表す指標
速度を表す指標には、
1シャンテン数
2テンパイに近い段階の受け入れ(待ちの良さ)
3目先の受け入れ
の三つに分けられる。基本的に、1>2>3と考える。単純に目先の受け入れを最大にすることが最速ではないことに注意されたい。
有効牌を考慮するうえでの注意点

・部分的には有効牌でも、手牌の他のどのパーツより価値が高いパーツにならなければ結局落とすことになり有効牌とは言えない。この為部分的に見た場合とはパーツの価値が変わってくることもある。また、この為に実質的に有効牌が存在しない牌もある。そのような牌は守備力を上げる牌(安牌)と取り替えた方がよい。
例:雀頭があり、面子と外カンチャン以上のパーツが合わせて4つ以上あれば、孤立牌1に123を引いても有効牌とは言えない。
・先制テンパイの優位性
テンパイ(役有り)であれば他家の捨て牌を有効牌にする(ロンする)ことができる。これは大きい、よってシャンテン数は重要だが、1シャンテン→テンパイに関しては特に重要になる。
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  1. 2010/11/28(日) 06:57:04|
  2. 選択=押し
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